連携システム紹介
地域連携インプラントシステム
本システムは、本院歯科口腔外科と地域の歯科医療機関とが緊密に連携し、相互の協力のもと効率的・安全にして快適なインプラント治療を通じて、地域住民に貢献しようとするものです。
システム登録方法
- 地域連携インプラントシステムを利用ご希望の医療機関は、「地域連携インプラントシステム登録申請書」に「インプラントの講習会受講証明書」を添え、登録申請を行ってください。
※補綴コースでは補綴コース説明会参加証明書と登録申請書を提出し承認を受けて下さい。この際、説明会参加証明書に英語での名前と説明会の日付を記載して下さい。
- インプラントの講習会はベーシックコースおよびアドバンスコース、あるいは外科コースおよび補綴コースを受講されていることが必要です。受講のインプラントシステムは自由です。
システム利用手順
- まず、本システムでの診療開始には次の条件を満たしている必要があります。
診療開始の局所条件
- 術前に必要な咬合再構成や修復処置・保存処置を終了している。
- 病巣の除去と歯周病コントロールが行われ、手術部位の骨と歯肉が健康である。
- 患者さんをご紹介いただく際には、「治療計画書」と「上下顎の石膏模型(バイトワックス付)」および「インプラントシステムに関する承諾書」をご送付くださるか、あるいは患者さんに持参していただいてください。
- 本システムによる治療の開始が決定されましたら、石膏模型等の資料提供に係る謝金20,000円を紹介医にお支払いします。それ以外の場合には石膏模型等の資料はお返しいたします。
施行手術
- インプラント手術:一次手術、二次手術
- 骨増生・骨再生手術:サイナスリフト、ソケットリフト、GBR、各種骨移植など
- 原則、インプラントの埋入や骨増生・骨再生などの外科的手術を本院が行い、その後の補綴治療は紹介医の診療所等で行っていただきます。補綴コースでは、アバットメントおよび仮封冠装着まで当科が施行します。
- また、紹介医との緊密な連携が必須となりますので、適宜に症例に対する合同カンファレンスを行います。補綴コースでは、必要な症例のみ合同カンファレンスを行います。
- 本システムに登録された紹介医は、自己の紹介患者さんの手術を見学することができます。
※その他詳細は「地域連携インプラントシステムを利用する治療について」をご確認ください。