浜松で開催された日本生理学会に、学部学生
の中路君が参加してポスター発表しました。
以下は、中路君の学会参加記です。
「浜松で開催されました第94回日本生理学会においてポスター
発表をさせていただきました。これまでも何度か学会には参加
させていただいておりましたが、今回は自分のデータを携えて
の初めてのポスター発表でした。
多くの方が関心を持ってポスターの前で立ち止まり私の説明
を聞いてくださいました。みなさんからいただく質問に対して
説明をするなかで、自分の理解の甘い部分や間違いを見つける
ことができ、今後の課題を明確にすることができました。また、
各方面の先生方から私が学部生だということもあり、多くの温
かいアドバイスをいただくことができました。
できるだけ完成したものを学会に持っていくことは理想です
が、医学部の学部生として授業や実習がある中でやれるだけの
ことをやって学会発表の場で鍛えていただくというのも、学会
に参加する意義だと感じています。」
随分と刺激を受けたようですね、とても良い経験になったと
思います。
サンディエゴで開催されたアメリカ神経科学会に、学部学生
の田中さん・石田君が参加しました。
以下は、田中さんの学会参加記です。
「今回わたしはアメリカ サンディエゴで開催されたSociety
for Neuroscience Annual Meeting2016に参加した。
わたしにとっての一番大きなイベントは、もちろんポスター
発表すること。わたしは海外で学会に参加するのも英語で発表
するのもこれが初めてで、当日、会場でポスターを貼ってその
前に立つと、緊張に飲み込まれそうになった。
とはいえ、ひとは来る。恐る恐る話しかけてみる。すると、
関心を共有するひとたちがわたしの説明に耳を傾け、質問して
くれたりコメントをくれたり、インタラクションが生まれた。
割り当てられた時間が終わってみると、あれほど緊張していた
のに、膨大なポスターのなかでわたしたちの発表に関心を寄せ
てくれるひとがいてくれたことにエンカレッジされ、さらに、
(スムーズにプレゼンできたとは言い難いのに)...楽しかった
...かも?とさえ感じていたのには我ながら驚きである。
3日間学会に参加したが、neuroscienceの名のもとに展開
される幅広い研究に圧倒された。自分たちの発見を生き生きと
語る科学者たちの表情が印象に残っている。研究の世界の広が
りを感じられたこと、自分が今できることを今後もコツコツと
続けていこうという気持ちを強くできたこと、そして、もっと
もっと発信できるようになりたい、という欲(!)が思いがけず
芽生えたことが、SfNに参加してわたしが得た成果である。」
とっても楽しかったようで、何よりです。
学部2年生の中路君・津田君が日本神経化学会 (福岡)
の若手研究者育成セミナーに参加しました。
「登録研究医・学部2年の中路です。おなじく2年の津田君と
ともに日本神経化学会の若手研究者育成セミナーに参加させて
いただきました。
この若手セミナーは二部構成となっていて、前半のセミナー
では、最前線で活躍されている先生方の講義をゼミ形式で聞く
ことができます。先生との距離も近く、先生方の研究にかける
アツい思いを聞くことができるのでとても刺激になります。
後半のフリーディスカッションでは、著名な先生方や、マス
ターコース、ドクターコースの学生たちとともに一歩踏み込ん
だ研究の話やプライベートな話をざっくばらんに聞くことがで
きます。
医学系だけではなく他分野(理学系)の方々もたくさん参加
されているので、医学部とは異なる発想に触れることができ新
鮮です。みなさんと仲良くなれますし、いろいろなことを相談
したりアドバイスをもらったりできるところが、私にとっては
一番の収穫でした。」
登録研究医の田中さんが、東京で開催された第9回神経
発生討論会でポスター発表しました。さらに同月の日本生
理学会 (札幌)には、山下さんと中路君が参加しました。
できれば、自分のデータを持って学会に参加すれば、よ
り一層楽しめると思います。
ラボに所属する登録研究医の田中さん・足助君・山下さ
んがスタッフとともに日本神経化学会 (大宮)に参加し、
ポスター発表しました。足助君と山下さんは若手研究者育
成セミナーにも参加して、シニア研究者との交流を深めま
した。
研究医コースの学生は、できるだけ積極的に学会参加し
て、多くの人と意見交換して欲しいと思います。
登録研究医の黒田杏理さんが、夢を生きる女性のための
教育・訓練賞 (旧・ソロプチミスト女性に機会を与える賞)
を受賞しました。とみんなで喜んでいるところに、「基礎
研究医養成奨学金」に採択されたという知らせが、時を同
じくして飛び込んできました。
2013年・2014年のアメリカ神経科学会に連続して研究
の進捗を発表してきたことが評価されたのだと思われます。
おめでとうございました!
登録研究医の黒田杏理さん・石田正平君が、ワシントン
DCで開催されたアメリカSociety for Neurosciecneに参加
してポスター発表しました。下段右端は、宇田川教授ラボか
らSFNに参加した登録研究医の金子君です。
発表のあと、くつろぐ皆さん。お疲れ様でした。左から
2番目はハーバード大でポスドクをしている谷口さんです。
今年も登録研究医の黒田杏理さん・石田正平君がアメリカ
Society for Neurosciecneの年次大会で発表する予定です。
参加記をいずれ掲載しますので、お楽しみに。
学会発表を前に慌てて実験する黒田さん(左)と、ポスター
レイアウトについて夜中までディスカッションする(もしくは
混迷を深める)発表者達。
4回生の黒田杏理さんがアメリカサンディエゴで開催された
Society for Neurosciecneの年次大会に参加し、哺乳類の大脳
皮質発生における転写因子 Krüppel-like factor 5 (KLF5) の
働きを調べた研究をポスター発表しました(黒田さんの学会参
加記はこちら)。
ポスターはこちらからご覧になれます(ダウンロードは大学
内からのみに制限しています)。
多くの研究者達とディスカッションしました。等 教授がトロ
ント大学に留学した時のボスである Derek van der Kooy 教
授も見に来てくれました。
夜は、林君や渕上君が大学院時代に指導していただいた首都
大学東京・久永真市教授のグループとメキシコ料理を楽しみま
した。