滋賀医科大学オープンアクセス方針について
本学で生産された研究成果を学内外へ無償で提供することにより、教育研究活動のさらなる発展に寄与するとともに、
情報公開の推進と社会に対する説明責任を果たすための方針です。
「滋賀医科大学オープンアクセス方針」
滋賀医科大学オープンアクセス方針
令和2年2月27日 教育研究評議会承認 (趣旨) 1.滋賀医科大学(以下「本学」という。)は、本学で生産された研究成果を学内外へ 無償で提供することにより、教育研究活動のさらなる発展に寄与するとともに、情 報公開の推進と社会に対する説明責任を果たすために、オープンアクセスに関する 方針を以下のように定める。 (定義) 2.本方針において、次に掲げる用語の意義は、それぞれ次に定めるところによる。 (1)「公的研究資金」とは、競争的研究資金、公募型の研究資金及び運営費交付金等 をいう。 (2)「研究成果」とは、出版社、学会、大学等が発行した学術雑誌に掲載された学術 論文等の学術情報を指す。 (研究成果の公開) 3.本学は、本学に在籍する教職員(以下、「教職員」という。)の公的研究資金を用 いた研究成果を、以下のいずれかの方法によって公開する。研究成果には学外研究 者との共同研究成果も含むものとする。ただし、研究成果の著作権は本学には移転 しない。 (1)滋賀医科大学機関リポジトリ(以下「リポジトリ」という。)に登録する。 (2)オープンアクセスジャーナルに掲載する。 (3)論文のオープンアクセス・オプションを選択し、出版社ウェブサイトに掲載する。 (4)外部の機関が設置するリポジトリ等に登録する。 (研究成果の提供) 4.教職員は、リポジトリで公開可能な研究成果を本学に無償で提供する。なお、本方 針の定める研究成果以外の成果物についても提供を推奨する。 (適用の例外) 5.著作権及び知的財産権の実施等のやむを得ない理由でリポジトリによる公開が不適 切である場合、本学は当該研究成果を公開しない。 (適用の不遡及) 6.本方針施行以前に出版された研究成果や、本方針施行以前に本方針と相反する契約 を締結した研究成果には、本方針は適用されない。 (リポジトリの運用) 7.リポジトリの運用に関わる事項は、「滋賀医科大学機関リポジトリ運用指針」に基 づき取り扱う。 (その他) 8.本方針で定めるもののほか、オープンアクセスに関し必要な事項は、関係者間で協 議して定める。
滋賀医科大学オープンアクセス方針をわかりやすく解説しています。
「滋賀医科大学オープンアクセス方針実施要領」
滋賀医科大学オープンアクセス方針について、よくある質問をまとめています。
Q:オープンアクセスとは何ですか。
A:オープンアクセスとは、学術論文等がインターネット上で公開され、誰もが無料でアクセスし て利用できる状態を指します。
詳しくはオープンアクセスについてのページをご覧ください。
Q:論文や研究成果をリポジトリで公開するメリットは何ですか。
A:電子ジャーナルを含む学術雑誌は価格の高騰が続いており、教育研究に必要なコンテンツを十分に購読できない機関が増えています。滋賀医科大学オープンアクセス方針は、本学で生産された研究成果を学内外へ 無償で提供することによって、教育研究活動のさらなる発展に貢献し、情報公開の推進と社会に対する説明責任を果たすことを目的としています。
著者にとってのメリットとして、「インターネット上で全世界の人々に無料で論文を読んでもらうことできる」「論文が引用される可能性が上がる」といった効果が期待できます。
Q:著者本人が著作権確認やリポジトリへの登録をしなければいけませんか。
A:本学の教員業績管理システムに登録された論文データのうち、図書館職員が著作権等を確認のうえ、登録対象の場合は、リポジトリ登録依頼メールをお送りいたします。先生から論文データとリポジトリ登録許諾書を受理後、図書館職員がリポジトリへ登録いたします。
照会先
情報課学術企画係:
機関リポジトリ担当 Tel:077-548-2079,E-mail:hqjoukan●belle.shiga-med.ac.jp