国立大学が法人化された平成16年4月1日に、医療研修部が開設されました。病院職員および地域医療従事者の医療全般にわたる資質向上を図ることを目的としています。
最近数年間における本院の診療活動の活性化は極めて目覚しいものがあります。地域住民人口の増加、地域医療連携の拡大、各診療科の医療の高度化と各診療科間での連携の推進など多くの要因が重なり、入院患者数、診療単価、診療報酬請求額は大幅に増加し、在院日数は大幅に減少致しました。
本院におけるこのような診療の活性化を永続的に持続させるためには、医療に携わる全職員が医療をさらに良くするために各自の持ち場でどのような工夫をし、努力するかにかかっているとも言えます。
医療研修部では、病院内の全ての医療研修の実態を把握し、その内容を院内及び地域に公開し、その開催を支援・補助するとともに、行われた研修会の主催者と出席者による評価、反省をまとめる。これら情報をもとに現在欠けている研修、今後のあるべき医療研修の内容と方法について討議し、次年度研修にその内容を生かすことを目指しています。今後この研修部の活動が病院の診療の活性化、質の向上に大きく役立つことを期待しています。
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