新生児から思春期に至るまで、あらゆる年齢の小児に対応します。各分野の専門医がチームで診療にあたります。
外来診療は月曜日から金曜日まで、総合外来と各領域ごとの専門医による外来(予約制)を開いています。滋賀県内をはじめ近隣の医療機関から紹介され、高次医療を必要とする患児に対しては、24時間体制で受け入れています。
未熟児・新生児、血液・悪性腫瘍、神経、心臓、代謝内分泌、腎臓、アレルギー、感染症などの各領域の治療だけではなく、心臓カテーテル検査、腎生検、内分泌疾患の負荷試験など、検査のための入院も行っています。
小児科病棟には院内学級(大津市立瀬田東小学校、同瀬田中学校)が併設され、子どもたちに良好な教育環境を提供しています。病棟保育士を配し、乳幼児の社会性発達にも配慮しています。
小児科病棟
てんかんなどの痙攣性疾患、脳炎、脳症、血管障害などの急性疾患、遺伝性脳変性疾患、神経筋疾患の診療を行っています。
主に、注意欠如多動症、自閉症スペクトラムなどの神経発達症の診療を行い、地域の発達支援センターや関係機関と連携しています。
小児に発症する全ての血液疾患と腫瘍性疾患の診療を行っています。貧血、血小板減少症、血友病、出血性素因などの良性血液疾患から白血病、神経芽腫、横紋筋肉腫、腎芽腫、骨腫瘍、脳腫瘍などの悪性疾患まで幅広く診療しています。当院は血友病診療連携地域中核病院であり、血友病包括外来として血友病性関節症の評価を行っています。また日本小児がん研究グループ(JCCG)参加施設でもあり、様々な臨床試験などに参加しています。造血幹細胞移植についても積極的に実施しており、セカンドオピニオンも受け付けています。
先天性心疾患、不整脈、川崎病、心筋疾患(心筋炎、心筋症)の専門外来を開設しています。トレッドミル(ルームランナー)、心エコー検査、心臓カテーテル検査も定期的に行っています。
ハイリスク新生児のその後の発達、発育のフォローアップを行っています。
気管支喘息、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーなどの治療を行っています。夏期には保護者の方々を対象とした小児アレルギー疾患公開講座を行っています。
日本内分泌学会の内分泌代謝科専門医、日本糖尿病学会の糖尿病専門医の資格をもつ小児科専門医を中心に低身長からまれな病気まで幅広い内分泌疾患や糖尿病を初めとした代謝疾患の診療において質の高い医療の提供を心がけています。また日本内分泌学会の認定教育施設でもあり、小児内分泌専門医の育成を行っています。新生児マススクリーニングの二次精査機関として先天性代謝異常症のマススクリーニングで陽性となった新生児の精密検査や診療も行っています。1型糖尿病ではインスリンポンプ療法を積極的に導入しており、さらに患者さん向けセミナーや県内の教育機関向けの勉強会なども行っています。遺伝性非抱合型高ビリルビン血症を始めとする先天性代謝異常症や内分泌疾患の遺伝子診断も積極的に行っています。
低身長のうち成長ホルモン分泌不全症などに行う治療ですが、適切な診断と治療が重要なため専門施設の受診が勧められます。
小児腎臓診療を専門とし、小児科専門医と腎臓専門医の両資格を有するスタッフが複数で診療にあたります。頻回に再発したり、免疫抑制剤を使用する必要がある難治性小児ネフローゼ症候群の診療経験が豊富で、他府県の施設からの症例相談にも応じています。
小児の急性・慢性透析(腹膜透析・血液透析とも)に対応できます。全国の腎臓移植施設とも連携して、腎移植前後の管理を行っています。小児ネフローゼ症候群のよりよい治療法確立のため、全国の小児腎疾患専門施設と共同で臨床研究を行っています。
全身性エリテマトーデス、若年性突発性関節炎、川崎病などのリウマチ・膠原病疾患(自己免疫疾患)の他に炎症性腸疾患、免疫不全症、自己炎症症候群などの診療を行っています。
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医師主導試験・臨床試験を積極的に行っています。