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診療科一覧

呼吸器内科

スタッフ紹介

外来診察医予定表

診療・業務内容

診療方針

呼吸器内科スタッフ写真(2017.04-)

 滋賀県唯一の大学病院における呼吸器内科として高度な治療を必要とするあらゆる呼吸器疾患に対応しています。また、大学病院として臨床研究も積極的にすすめています。

 当科で診療する病気は、感染症から肺がんまでの広い範囲にわたります。ただし、排菌されている結核には対応できません。

 外来は、月曜日から金曜日まで毎日開設しております。入院診療に関しては、内科・外科の協力体制のもと診療を行っています。日本呼吸器学会認定施設、日本呼吸器内視鏡学会認定施設、日本アレルギー学会認定教育施設となっています。

診療内容・専門分野

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

 日本には500万人以上のCOPD患者さんがいるといわれていますが、まだまだ診断のついていない患者さんがたくさんいらっしゃいます。当科ではCTや精密呼吸機能検査を用いることにより、病気の早期発見や病態に応じた治療法の選択などを積極的に行っています。

 また、重症COPDに対して、気管支バルブ治療を行う施設となっています(近畿では2施設のみ)。

精密呼吸機能検査

気管支喘息

 気管支喘息は日本でも人口の8%が罹患しているとされる多い病気です。しかし、その診断は必ずしも簡単ではないこともあり、当科では呼気一酸化窒素濃度測定や気道抵抗検査など、専門性の高い検査も行い、診断や治療を行っています。

 また、治療に必要な吸入療法の普及にも力を入れています。どうしても飲み薬や貼り薬とは異なり手技の習得が必要ですが、薬剤師との連携にも力を入れることで、円滑な導入を行っています。しかし、このような治療や取り組みでも症状が制御できない重症の患者さんに対しては生物学的製剤という専門性の高い治療も積極的に導入しています。高額の治療となりますが、在宅自己注射や高額療養費制度をご紹介しながら診療にあたっています。

肺炎

 肺炎は誤嚥性も含むと日本人の死因の第4位(2023年統計)となっており、呼吸器疾患の中では比較的頻度の高い病気です。しかし、内服抗菌薬の進歩などにより、軽症の肺炎であれば必ずしも入院が必要ではなくなってきています。当科でも可能な限り、外来で治療を行うことを心がけています。入院が必要な場合でも、できるだけ早期の退院を目指しています。ただし、時に高度で専門的な対応を要する肺炎もあり、そういった肺炎の場合には集中治療室での治療も行っています。一方で、そういった治療を要さない肺炎に関しては、他の病院と連携するなどして、対応をお願いさせていただくこともあります。

間質性肺炎

 以前はまれな疾患と考えられていましたが、呼吸器領域の死因では肺がん・肺炎に次いで第3番目に多い疾患、かつ年々その数が増えており、呼吸器領域におけるCommon diseaseに変わりつつあります。分類としては特発性(原因不明)のタイプ、膠原病などの自己免疫疾患に伴うタイプ、薬剤性のタイプが多くを占めます。前2タイプは難病疾患申請に該当する症例も多い一方で予後不良タイプもあり、早期に発見していただいた患者さんを正確に診断した上で早期に治療介入を行うことを心掛けております。治療面では、ステロイド・免疫抑制剤・抗線維化薬の使い分けが重要となりますが、適切なタイミングで適切な治療を行うことが長期予後に重要です。また、安定期や終末期には地域の先生方と連携した診療も重要となりますので、滋賀県全体で間質性肺炎の治療ができる仕組みづくりを目指しております。

 

肺がん

 がんのなかでも死亡数が一番多いのは肺がんです(国立がん研究センターがん情報サービス2023年の統計)。当科における肺がん診療の特徴は、院内の他科との協力による集学的治療です。呼吸器外科、放射線科、腫瘍内科とも連携し、患者さんにとってどのような治療法が最も有効で効果的なのかを判断し、治療を行っています。また、外来での化学療法も積極的に行っています。

診療実績

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臨床研究

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